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アイランド [映画]

 『アイランド』を観た。ドンパチ。

2019年、世界は汚染され、人間は隔離され完全な管理の下で生きている。そんな人間の唯一の希望は、汚染をまぬがれたアイランドと呼ばれる場所へ移住できる権利だった…、というアクション映画。

マイケル・ベイが、ついに魔の手をユアンにまで伸ばしたか…。『アルマゲドン』と『パール・ハーバー』の2連発で、すっかりダメなの、この監督。泣かせにくるところがミエミエだし、人物の描き方ががあきれるくらい浅いし、ご都合主義だから。でもユアン・マクレガーもショーン・ビーンもスティーヴ・ブシェミも出ているんだよなあ…、という消極的な理由で観ることに。

お家芸のアクションは文句なしに楽しめたし、単純に2019年の世界は面白かった。近未来のロサンゼルスなんて、とても興味深いし、見る価値はあると思う。X-BOX、プーマ…といったプロダクト・プレースメントばりばりの現実味のある未来もよかった。(いっぱい集金できたんだろうな、という下世話な考えは置いといて)

しかしですね。この作品は、ネタバレ『臓器移植のために作られたクローンという、ものすごくタイムリーで難しい内容を扱った映画なんですよ! それだけの深いテーマを、アクションに徹し、登場人物の内面や葛藤をほとんど描かずに(もしくは観客に感じさせないように)作り上げた監督はある意味すごい。あとは、“観た人が勝手に考えてね”ということのようなので、観終わったあとはぜひ、友人や家族と感想を話し合うことをお勧めします。それはさておき、ユアンやショーンはステキでしたぞ♪


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ラヴェンダーの咲く庭で [映画]

 ちょっと前に、『ラヴェンダーの咲く庭で』を観た。

近所の海岸に流れ着いた外国人の美青年を、いかず後家と未亡人の老姉妹が家に住まわせてかわいがる…、というお話。

女王陛下が涙した、というのが宣伝文句らしいが、泣くというよりは笑ってしまう。だって自分の孫でもおかしくないくらい年の離れた男の子に恋心を抱いちゃうなんて、やっぱりおかしいでしょう。ホレたハレたに年齢は関係ないのかもしれないけど、もうちょっとバランスというものを考えないといけないと思うのだ。去年熊本で、70歳のおじいさんが女子高生に入れあげてストーカーしたという事件があったが、あれの一歩手前だもの。私は将来おばあさんになっても、若者に夢中になったりしないように気をつけよう、と心に誓って劇場を後にしたのだった。そういう意味では、実に教育的な映画だ。

そして雨のそぼ降る帰り道、うしろから猛スピードで自転車がやってきて私の目の前で急停車した。見ると20歳くらいの男の子だ。彼は私の顔を見ると、ひと言も発せず走り去っていった。フン、悪かったな、後ろ姿ほど若くなくて…。というわけで、心配はいらなかったみたい。将来、若者を囲おうなんて不埒な考えを抱いても、この年にして、すでに逃げられてるからね! 


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スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 [映画]

 

左の美男美女が、本当に両親でした。遺伝子の不思議。

 


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プライド 栄光への絆 [映画]

『プライド 栄光への絆』を見た。考えが少し変わったかな。

1988年、テキサス州チャンピオンを目指すパーミアン高校のアメフト部“パンサーズ”。地元の人たちの大きな期待を背負いつつ、選手たちはシーズンを戦っていく…、という実話。

アメリカ映画を何本か見てみると、“高校のアメフト選手”のイメージは固まってくると思う。校内のスターとして君臨し、ガールフレンドはアイドル的存在のチアリーダー。文科系のおとなしい同級生を見下し、脳みそまで筋肉でできているかのような“アホ”に描かれていることが、なんと多いことか。蛇足ながら、こういう人たちの多くは共和党支持者になるらしい。そんな理由から、正直、あまり期待しないで見た作品だった。

ところがフタをあければ、そんなイメージは覆った。17歳の選手たちにとって勝利が持つ意味は、貧しくても大学へ進学できるということであり、プロになって家族にいい暮らしをさせられるということなのだ。しかもチャンスはこの1シーズンだけ。敵は相手選手だけではない。街の人たちの過剰なプレッシャーも、容赦なく若い彼らに襲いかかる。これを見た時、私はこう思った。「ただのアホじゃないじゃん」と。ネタバレ「1988年、結局パンサーズはチャンピオンにはなれないのだが、無意味な1年でなかったことは選手たちの表情を見れば明らかだ。このシーンで私はとても救われた気持ちになった。」 だけど、高校生活の1年間でその後の人生が決定される、というような考え方って日本の高校球児たちに通じるものがあるのかな。完全に文科系でノホホンとした高校生だった自分には、あんな過酷な生活は耐えられないと思うのだけど。スポーツ選手ってエラいなあ。ホント、頭が下がります。


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24 TWENTY FOUR - SEAZON 3 [映画]

進化してイウォークになるといいな


それはさておき。シーズン1とシーズン2を制覇したので、惰性でシーズン3を見る。予想はしてたけど、さらに過激に、そして救いようのない話になっていた。

大方のご賛同をいただけるのではないかと思うが、これまでもジャック・バウアーの勝手な振る舞いには許しがたいものがあった。しかし今度という今度は、いくら寛大な私でも目をつぶるわけにはまいりませぬ。朝7時頃のあの出来事ですよ…(って誰に向かって話してるんだ?)。このドラマの目的が観客にショックを与えることだというのは、これまでのシリーズでよ~く分かっていたつもりだが、楽しむというレベルを超えているのではあるまいか? 嫌悪感のあまり、先を見るのをやめようかと思ったほどだ。だけど貧乏人の悲しい性ね、続きを借りてあったから、やっぱり見ちゃった…。認めたくないけど、とりあえずその後はまあまあ面白かったわね、フン。

個人的にツボにハマったのは、「メルローズ・プレイス」のマットことダグ・サヴァントがゲスト出演していること。「メルローズ・プレイス」ファンなら、彼だけで満足できること請け合い(泣かせる役なのよ)。 それから何と言っても、ネタバレ「悪魔のような元大統領夫人、シェリーが撃ち殺されるシーン。痛快きわまりなくて、何度も何度も繰り返して堪能しちゃった。ほらね、やっぱりこのドラマを見たせいで、性格が悪くなってるじゃん。シーズン4がリリースされる9月までに、何とか元の人格に矯正せねば…

24 -TWENTY FOUR- シーズン3 DVDコレクターズ・ボックス

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: DVD


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アビエイター [映画]

 『アビエイター』を見た。なかなかどうして!

実在の実業家で億万長者、ハワード・ヒューズ(1905~1976)の青年期を描いた伝記映画。第77回アカデミー賞最多受賞作品。

アカデミー賞最多受賞といっても、助演女優、撮影、編集、美術、衣装デザインの5部門だし、周りの評判もイマイチだったので、まったく期待してなかった。ところがどうして、意外に引きこまれちゃったんだな。とはいえ、映画として面白かったのかというと私も疑問だ。とにかく暗すぎる。3時間の長尺をドヨ~ンとした気分で見るのは、多くの人には苦痛だろう。しかし、なぜ私がこの映画に引きこまれたかというと、ハワード・ヒューズについて、ちょっぴり関心があったからに他ならない

ハワード・ヒューズは、007シリーズの悪の大ボス、ブロフェルド(『ダイヤモンドは永遠に』の時)のモデルといわれる人。ね、がぜん興味が湧いてきたでしょ。そんなわけで、これまでもテレビ番組で彼の生涯がとりあげられると興味本位で見てきたので、ちょっとだけ予備知識があったのだ。それが大いに役立った。ハワードが墜落から生還した場面では、“ああ、これが例の墜落事故か”と思い込み、2度目の墜落事故では、“ええー、こっちが有名な方の事故か!”と驚く。かの有名なスペンサー・トレイシーとキャサリンの恋愛に、ハワードが深く絡んでいた逸話が出てきてまたビックリ…、などなど。

ところで主演男優賞を逃したレオナルド・ディカプリオ、迫真の演技だったけどどうなんでしょ?   若々しさが災いして、ケイト・ブランシェットやケイト・ベッキンセールとカップルに見えないんだよね(特にブランシェットと)。彼が大人の男として説得力を持つようになるには、あと数年待たないといけないかもしれない。ま、実際のハワード・ヒューズも美青年だったらしいので、余計なお世話なんだろうけどさ。


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24 TWENTY FOUR - SEAZON 2 [映画]

シーズン1を見ちゃったんで、続いてシーズン2へ突入。それにしてもこのシリーズのおかげで、仕事の時間は減るし、部屋は汚くなるし、性格は悪くなるし、なんとかしてもらいたいものだ(睡眠時間は減らないぞ)。

どうしましょ、シーズン1よりさらに過激になってるのよ、コレ。ハラハラするのはもう慣れっこになったのでいいけど、痛いのは勘弁してもらいたいなあ。“もっともっと”を要求する視聴者に合わせてくれてるのかもしれないけど、サービス過剰です。これからご覧になる方は、覚悟されたい。

しかし、ストーリー自体はメチャクチャ面白いですな。ネタバレ「アメリカ国内で核爆弾が爆発し、中東のある国が関与しているという証拠が出るわけ。ジャックだけがその証拠が捏造されたものと知って捜査するんだけど、アメリカ政府は報復の方へとどんどん進んでいっちゃうんだな。ここらへんがウソの情報で、先の(先でいいのでしょうか)イラク戦争へなだれこんでいってしまったアメリカをいやが応でも思い出させて妙にリアル。大統領が言うのよ、“無実の国に戦争を仕掛けられない”と。まあ、当たり前のことだけどさ、なんだかとても立派に聞こえちゃうから恐ろしいわ。ブッシュ効果よねというわけで、このシーズン2もかなり興味深く見させてもらいました。それに今回も悪女は健在(ブラボー!)、陰謀につぐ陰謀(サイコー!)で、私の性格もすっかり悪くなっちゃった。では引き続きシーズン3を見て、人間不信に拍車をかけるとするか。 

24 -TWENTY FOUR- シーズン2 DVDコレクターズ・ボックス (初回出荷限定価格版)

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/05/28
  • メディア: DVD

  カロリーメイトで栄養補給中のジャックhttp://www.cmt24.net/
ジャックが24時間食事をしないのは私も気になってました。密かにカロリーメイトをかじっていたとは…。サイトではロングバージョンのCMをチェックできます。

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24 TWENTY FOUR- SEAZON 1 [映画]

突然ですがゴールデンウィークっていいですね。別に仕事から解放されるわけでもないのだが、ほとんど反射的に「楽しまなきゃ」という焦りにも似た気持ちにとらわれるからだ。というわけで、今さらながら2002年の大ヒットドラマシリーズ『24 TWENTY FOUR- SEAZON 1』を見た。いやはや評判どおりの面白さ。あまりにも皆が口をそろえて絶賛するものだから、あまのじゃくな私は見ないようにしていたフシもあるのだが(ウソです。以前地上波で一挙放送された時、録画に失敗して見る機会を逃しただけ)、黄金週間にふさわしく何か大物を楽しんでやろう(ちっちゃい楽しみだな、おい)と思ったワケ。

前置きが長くなったが、そんな理由でレンタルしてきた『24 TWENTY FOUR- SEAZON 1』。裏切り者は誰なのか、犯人の目的は何なのか、先の読めない息もつかせぬスピーディな展開に、ご多分にもれず私もすっかりのめりこんだ。24話すべての緊張感を維持するためか事件が詰め込まれすぎている印象はあるが、とにかく目が離せないし、それもまたヨシ。結局、3日間で一気に見てしまった。

ストーリー自体は大統領候補暗殺計画という男性的なものだが、フタを開ければ意外にも女たちのドラマが面白い。しかもイライラさせるんだな、これが。ネタバレ「大統領候補夫人のシェリーは、保身にとりつかれた悪魔みたいな女で、映るたびに画面のこちら側でブーイング。それだけに24話目で夫のパーマーから引導を渡された場面は爽快だった。これで退場と思いきや、シーズン2の予告編にも顔が出てるじゃないですか。ムカつくけど見たい! そしてジャックの復縁した妻、テリー。事件に巻き込まれた被害者なのは仕方ないけど、夫の任務を知ってか知らずかガタガタ騒ぎすぎ。それに別居中にダンナがつき合ってたニーナのことを責める場面なんて、女のイヤらしさがヒシヒシ伝わってきて、見ているこっちはそれだけイライラしたわ。だからニーナ! 私は最後の最後まであなたを信じてたのよ。元彼の奥さんに責められても同僚にチクチク嫌味を言われても、健気に仕事をこなす姿に同情してたのに。それなのに、ああ…」 おまけに意外なゲスト俳優の登場も楽しい。まさかこんなところで、ルー・ダイアモンド・フィリップスやデニス・ホッパーに会えるとは思ってなかったもの。

こうしてズッパリはまってしまった私は、早速『24 TWENTY FOUR- SEAZON 2』を借りてきた。だけど正直、レンタルショップに連日通うのが恥ずかしいの。せっかくのゴールデンウィーク、他にやることがないものかね…。

 

24 -TWENTY FOUR- シーズン1 DVDコレクターズ・ボックス

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/08/20
  • メディア: DVD
 

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コンスタンティン [映画]

 『コンスタンティン』を見た。至福の2時間1分だった。

特殊能力を持つジョン・コンスタンティンは、人間界に入り込んだ悪魔を地獄へ送り返し、天国と地獄の均衡を保っていた。しかし、ある異変から、彼は悪魔が人間界を脅かそうとしていることを察知して…、というオカルト・アクション映画。

私が感じるキアヌの一番の魅力は、年齢に似合わず摺れてなさそうなところ(よく言えばピュア、悪く言えば頭がにぶそうな感じ)なのだが、今度のキアヌは、そんなところは微塵もない。だが、ひたすらクールで熱くてカッコいいのだ! 美男子は何をやっても“イイ!”のであります。オープニングの悪魔祓いのシーンで、私が考えていたことは、“キアヌにお祓いしてもらいたい!”だもの。しょっぱなから、どんなにねちっこい視線でキアヌを見ていたか、想像いただけるだろう。キアヌが、ひとりタバコを片手にグラスを傾けているシーンではウットリ、バスルームで全身ずぶぬれになればニヤニヤ、ルシファーにシャツをはだけさせられれば、“おお♪”とため息。

キアヌが映るたびにストーリーを追うのがおろそかになってしまったこともあり、映画自体について感想はあまりない。そもそも私の頭の中では、“天国”は、“お花畑で、ご先祖さまが手を振っている所”だし、“地獄”といえば、“生前に蜘蛛さえ助けておけば行かずに済む”くらいなものだから、この映画の観客としては失格なのだろう。ルシファーが登場した盛り上がりの場面ですら、“水芸するオッサン?”くらいの感想しか持てなかった。というわけで、相対するジョン・コンスタンティンのヒーローとしての評価も、それに比例して低めだ。だけどキアヌの美しさが際立っていたから、満足度としては満点をさしあげよう。結局、“キアヌを愛でる映画”でいいんだよね、これ?


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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 [映画]

 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』を見た。凹。

前作、『ブリジット・ジョーンズの日記』の後日譚。ステキな彼、マイク・ダーシーと幸せいっぱいな毎日を送っていたはずのブリジットの前に、思わぬライバルが現れて…というラブ・コメディ。

「大好きなブリジットに会いに行こう!」と勇んで、三十路女3人で劇場へ。三十路女といっても、私を除く2名はCMモデルなので、バカにしちゃいけません。顔なんてハッサクくらいの大きさ(あくまで印象)しかないし、目なんかビー玉が入ってるみたいにキラキラしてるんだから! 一方、私は連日の睡眠不足がたたって、『少林サッカー』でおカマに化け物メイクされたヴィッキー・チャオみたいなクマが出来ていたけど、この際気にしない。だって、モデルと一緒なんだもん。美人って、こんなにも他人を楽しくさせるものなんですね。切符切りの男の子は笑顔で迎えてくれるし、売店のお兄さんが200円多く釣り銭をくれたのだって、ただの計算間違いじゃなかったはずだ。私たちって、まだまだイケてるじゃん(すでに表現がヤバい)と、上映前から浮かれた気分に。

さて、いよいよ3年ぶりにブリジットと再会の時。今回も私たち同世代女子の心をギュっとつかんで、共感という至福の境地へ連れて行ってくれるのね、と期待いっぱいに見始めたわけだが…。ギュッじゃなくて、ぎゃー! 何よ、ブリジット、その二重アゴ。ていうか、二重アゴどころの騒ぎじゃないわよ。これモザイクかけなくていいの? と動揺している間にストーリーがどんどん進んでいくよ、はーはー。ようやく動揺が静まって映画に集中できる…。と思ったら、またしても、ぎゃー! 何よ、ブリジット、その腹! そんなのさらけだしていいのは、妊婦かキャシー・ベイツだけよ! と恐怖に心臓をバクバクさせているうちに、映画が終わってしまった!

確かに、鑑賞中は私だって笑いましたとも。…自虐的に。わが身にゆるゆるついたお肉を、“肉感的”という言葉でごまかしていたのも、本当は分かってたわ。一方、モデル2名は心の底から楽しげに、ブリジットのデブ、ドジぶりを笑っていた。ま、あなたたちにはしょせん他人事だからね。ああ、美人ってこんなにも他人を拒絶するものなんですね。果たしてこの状況から巻き返しをはかるには、『アナザー・カントリー』+『モーリス』に匹敵するカードで一発逆転するしかないんだろうな…、とあきらめの境地へ連れていってくれた今回のブリジットであった。自分をみつめるって切ない作業だ。

*本当はハッピーな映画でした。ただブリジットは、笑いをとろうと必死なあまり悲壮感が漂ってしまい、痛かったかと。


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