「WE WILL ROCK YOU」で吼える [日記]
先日、「ブラスト!」を見に行った際、友達と“やっぱナマはいいねえ”という話になったので、今度は「WE WILL ROCK YOU」へ。急に思い立った割にはチケットは楽勝で取れちゃうし、あちこちで招待券をばら撒いているようなので、客の入りはあんまり良くないみたい。公演も終盤を迎え、興味のある人はひと通り観てしまったのか。
始まってみれば空席はほとんど目立たず、リピーターが多いようで熱い感じが伝わってくる。そして、やっぱりナマはいいのだ。お気に入りの曲が流れ出すと、ギャーっと叫んでしまうあの興奮。ロックオペラと呼ばれるクイーンだけあって、ミュージカルとして聞いてもまったく違和感がない。ボルテージはどんどん上がり、最後は観客の絶叫で幕を閉じたのでした。
だけど正直、私はあんまり音楽通じゃないので、ついていけないネタも多々あった。面白かったのは、妙にアナクロな字幕。70年代を意識したのかもしれないけど。そして…
尾崎豊の登場には、私もちょいとばかり感動しちゃったぞ。
ロビーに鎮座するフレディ様
「ブラスト!」にしびれる [日記]
友人に誘われて、「ブラスト!」の公演を見る。過去に2回来日した評判のいい“何か”らしい、という予備知識だけを持って、オーチャードホールへ行ってきた。
演奏が始まってみると、それはマーチングバンドを洗練させたパフォーマンスだった。“えーっ、鼓笛隊を見に来ちゃったのか!”といささか落胆するも、そんな考えはすぐに吹き飛ぶ。マーチングバンドが広い場所で隊列を変えながら演奏するところを、この「ブラスト!」は舞台の上で奏者がめまぐるしく入れ替わるのだ。そのスピードたるや何がどうなってるか分からないほど。生の演奏の迫力と相まって、とにかく圧倒される。
特に素晴らしかったのが、第1幕のパーカッションの乱れ打ち。2人の男性パーカッショニスト(1人は日本人の石川直さん、好み♪)が、まさにパーカッションで死闘を繰り広げるのだ。音で争うだけじゃなくて、見た目にも殴り合いをしているようなパフォーマンスで、ひとつ間違えば大ケガをしそうな寸止めを見せてくれる。
ところで幕間になると、多くの観客が大慌てて飛び出して行くではありませんか。“まあ、トイレへ駆け込むなんてハシタナイ”と思っていたら、ロビーでパーカッションのパフォーマンスがあると言う。遅れをとった私はほとんど見られなかったが、間近で迫力の演奏を見ることができる絶好のチャンス。次の機会があれば、ぜひ私も客席から走り出したいものだ。
と、ものすごくサービス精神旺盛な集団なので、最後はパフォーマーたちが握手をしてくれたり、写真を一緒に撮ってくれたりするのも楽しい。でも何と言っても、目の前の舞台で所狭しと動き回りながら演奏するパフォーマンスは、感動ものだ。いや~、やっぱりナマはいいもんですね。
職人芸に感心する [日記]
火曜日から、4週間ぶりのオフを満喫中だ。6時に起きて掃除をする。普段はなるべく睡眠時間を確保しようと思っているのだが、休みになると早起きになるから不思議。とにかくハッピーで、やる気がみなぎっている。
午前中、ライターさんに会うことになった。私は自分のことを話すのが苦手な上に人見知りなので、ものすごく緊張する。ところが初めて会ったその彼女は、とても気さくで話しやすい人だった。一瞬にして、前から友達だったような気分になり、舌も滑らかになる。これがライターのテクニックなのかしらん。もちろん生まれもった資質なのかもしれないけど、彼女だって頑張って私と打ち解けようとしてくれたと思うのだ。たいしたもんだ。ライターの友達はいるけど、プライベートで会う彼女たちは至って普通だと思う。だけど彼女たちも、こんな風に仕事をしていたのかな。感心、感心。
午後、友達と神楽坂のクレープ屋さんでランチ。店には、とてもかわいいフランス人のシェフがいるので、厨房をのぞくのが密かな楽しみだったのだが、今回は違う人だったみたい。以前の彼は辞めちゃったのか、シフトが違ったのか、とにかく残念だ。
夕方、楽しいオフは唐突に終わった。この先のスケジュールに不安でいっぱい。
徹夜明けに [日記]
月曜から徹夜って無性に凹む。もっともフリーランスに、曜日なんて関係ないけど。
ともかく朝11時頃、よろよろと布団に潜り込む。2時間くらい眠ったところで、体がべたべたして目が覚めた。そうだ、しばらくシャワーも浴びてなかったんだっけ。なんか臭うし、汗でも流してサッパリしてから寝なおそう、と思ったら…
給湯器が壊れてやんの!! 急いでガス屋さんに電話したものの、修理に来られるのは翌日ですって! まあ、それはいい。今すぐ来られても、このぷちゴミ屋敷に入ってもらうわけにはいかないし。というわけで、(2時間寝たけど)徹夜明けに急遽、大掃除決定。さらに汗だくになってしまった。く、臭いよ…
今年下半期の目標は、「恒常的に家をキレイにすること」にします、ハイ。
飼い主が頑張っている間、コイツらときたら…。お風呂に入らなくても臭わなくてウラヤマシイ。
ノートPC入院 [日記]
先日、コーヒーをぶっかけてしまったノートPCを修理センターへ持っていく。以前からいろいろと不具合が出ていたので、あの事件を機にメインマシンの座を降りていただいたのだ。格別の配慮をしてもらえるよう宅配サービスなんぞ利用せず、保護者である私自ら入院の手続きに行く。だけど受付で渡すだけで、担当医(エンジニア)には会えないのね。せっかく袖の下でも渡してやろうと思ったのに。
帰宅すると、日光を浴びた疲れから昼寝。だけど普段から、こんなにもやしっ子じゃないの。最近は、仕事漬けで、仕事漬けで…
と自分に言い訳しながら寝たら、夢の中で漬物を漬けていた。「漬け」つながり…
選挙 [日記]
都議選に行く。夜、投票した人が当選したかどうか、速報で確認するのが楽しみだ。今回は珍しく当選。なんだか、うれしい。私はかなりの確立で死票を投じてしまうのだ。
ウィンブルドンの男子決勝、フェデラー×ロディック戦を見る。危なげなくフェデラーが勝利。フェデラーは強すぎるのであまり応援する気にならないが、微妙に地味な感じのガールフレンドがいい。女性の趣味が良さそうなところは好き。
ガールフレンドと。フェデラーって意外と男前なのね。
7月になったので [日記]
心を入れ替えて、もうちょっとマメにブログを書いていこうかと思います。手始めに昨日のことでも。
昼頃、図書館へ調べ物に行く。普段、太陽が沈んでからしか行動しないので、ガンガン照りつける太陽に、とろけていくアイスクリームの気分だ。しかも調べたかったことは見つからないし。
だけど、とぼとぼと足取り重い帰り道、チョウチョを4匹も見ちゃった。確か、ムーミン・シリーズの1冊だったと思うけど、その年に最初に見たチョウチョの色で、その夏が楽しくなるかどうか占うという話があった思う。白だったら普通の夏、黄色だったら素晴らしい夏になったはず。ちなみに私が見たのは、アオスジアゲハ3匹とキアゲハ1匹。2匹でダンスするアオスジアゲハは言いようのない美しさで、夏の行方はともかく、すっかり楽しい気分になっちゃった。今年は何かいいことあるかな。こういう時、さっとカメラを出せるような俊敏さがあればいいんだけどね。
夜、ウィンブルドンの女子決勝を見た。ヴィーナス・ウィリアムズが優勝。ダベンポートを応援していたので、やや残念だったけど、気迫の試合に感動する。
ひさしぶりに泣きました [日記]
締め切りの2時間前に、コーヒーをノートPCのキーボード部分にこぼしてしまった! とっさにUSBメモリーへデータを移そうとするんだけど、慌てているので手が思うように動かない。頭の中をぐるぐる回る担当さんへの言い訳。少しでもコーヒーが中に入らないように、急いでPCをひっくり返す…。という一連の動作をしながら、気づいたら目から涙が流れていました。
女も三十を超えると、自分のことで泣く機会はなかなかありません。一方でニュースやドラマなんかには、かなり激しく涙もろくなってるんだけどね。そんなわけで、思わず自分に感動してしまったのでした。私の感受性もまだまださび付いてないみたい…。
“お手上げ”って、私のことかよ! ちっ。
結局、PCもデータも無事でした。だから泣く必要もなかったんだけど。
風邪で療養中 [日記]
ふと気が付けば、3週間休みなしで働いていた私。週末なんとか時間を作り、劇場で映画を2本見て、知り合いのデザイナーさんのパーティへと足を運んだ。パーティでは、クラシックのミニコンサートがあったり、女優かデビ夫人じゃなきゃ着ないんじゃないかというようなドレスを着せてもらったりと、つかの間のぜいたくを味あわせてもらったのだが…。
慣れないことをしたせいか、疲れがたまっていたせいか、週明けからガッツリ風邪を引いてしまったのだ。しかし週末に遊んでしまったため、仕事がたんまりと残り病院へ行く時間もない。悪寒に震える体を半てんでくるみ、パソコンにへばりつく。連日、ボックスティッシュが1箱ずつ消費され、デスクの上は丸めたティッシュだらけ。おまけに2匹の猫が、丸めたティッシュを転がして遊んで部屋中に散らばすので、泣けてきそうなくらい情けない有様だ。
ところが昨日の夜、そこまで身を削ってやっていた仕事が、突然立ち消えになってしまった。電話1本で今週3日間の努力が、水の泡となって消えてしまったのだ。悪夢…、なのかもしれないが、体調も悪いことだし療養と称して自分を甘やかすことにした。というわけで、今日は以前からやりたかったことをやってみる。それは、コンビニで買ったわらびもちを食べながら、『トリック』のDVDボックスを鑑賞すること!(『トリック』のファンには、分かってもらえるよね?)
こんな感じ。
分からない方へ解説:『トリック』に出てくる上田教授(阿部寛)は、わらびもちをしょっちゅう食べているのだ。
飛鳥山公園で桜を見る [日記]
半引きこもり状態で仕事をしていたので、気分転換に飛鳥山公園へ満開の桜を愛でにでかけた。暖かい陽気に誘われて、上着を脱ぎ捨てノースリーブに。春ですなあ。手のひらを前に差し出せば、ちらほらと散る花びらが飛び込んできて、とってもキレイ。日本に生まれてよかった、と思う瞬間だ。
とはいえ10分も歩けば感動に慣れてしまい、興味は桜から花見客へ。手をつなぎ幸せそうなカップル。小さな子供を肩車するお父さん。微笑ましい光景です。ステレオをガンガン鳴らして、バーベキューを楽しむ若者のグループ。ここはビーチですか? 太鼓を打ち鳴らして輪になって踊るおばさんの集団。どこの国の踊りですか? 大正ロマン風の着物でコスプレした女の子たち。「サクラ大戦」って何ですか? 机を出してジェンガを楽しむ会社の同僚と思われる一団。ここは居間ですか? 屋根つきのテントに入ったきりの人。ここに住んでいる方ですか? 噴水では、女子高生と幼児が一緒に水遊びに興じている。わー、なんなんだ、ここは。
まさしく、夢のようなひと時でございました。
4月9日、桃源郷にて(桜だけど)